フラメンコロイドの控え室

フラメンコに関係する主に歌やコンパス&パルマ、カホンのリズムとフラメンコギターの事を語ります!

カホンを買うならココ!

【初めてのマイカホンが欲しくなった!】

 

けど…

 

「どこで買っていいかわからない…」

 

「どれを選んでいいかわからない…」

 

「そもそも、どこに売っているのか?」

 

なんて思う人もいるでしょう。

 

自分自身も始めた頃はどこに売ってるのか?

何を買ったらいいのか?

 

さっぱりわかりませんでした。

 

材質もいろいろあり、いろんな人に

説明して貰っても迷うばかりで… 

 

結局は訳がわからんまま

好きな音や、外観で選びました。(汗)

 

さてさて、

 

今回は《国内で納得のカホンが見つかるお店》を紹介します!

f:id:mmmcajon:20180127140619j:image

 

もちろんネット販売でも買えるけれど、

同じメーカーの同じカホンでもどうしても個体差があるので、

やっぱり実際に叩いて気に入ったものを買うのが確実です。

 

最近はカホンを取り扱う店が増えてきたけれど、

今日はそんな中でも特に品揃えが充実したお店を紹介しますよ〜

 

 

【東京】

◉『コマキ楽器JPC ジャパンパーカッションセンター』
https://komakimusic.co.jp

地下鉄銀座線 田原町駅から1分。パーカッションセンターの名に恥じない充実っぷり!
フロア毎に、コンサートパーカッションを扱うパーカッション・シティ、
民族打楽器を扱うエスニック・シティ、ドラムセットを扱うドラムシティ
とそれぞれに分けて展示された、これぞまさにパーカッションビル。
さらに練習用スタジオ、スクール、修理、レンタルまで何でもござれ。
ここに行けば全て解決!?

◆所在地 : 東京都台東区西浅草1-7-1
◆営業時間:月~土11:00~20:00 / 日・祝10:30~19:00
◆電話:03-3842-6042(エスニックシティ)

 

◉『池部楽器店 ドラムステーション渋谷』
http://www.ikebe-gakki.com/realshop/drumstation-shibuya/

渋谷駅から3分。
ギター、ベース、アンプから金管楽器まで扱う総合店ながら、
1フロア全てパーカッションの階があって、カホンの取り扱い数も20種類前後とかなりしっかりしていますよ。
モノによっては動画でカホンの音が聴けるものもアリ!

◆所在地 : 東京都渋谷区桜丘町2-1 ブリアン渋谷 2F&5F
◆営業時間:11:00~20:00 年中無休(元旦を除く)
◆電話:03-5428-0069


池部楽器店の店舗が秋葉原と大阪心斎橋にもあって,
渋谷店より少しスペースが小さいけれど、カホンの取り扱い数は大体渋谷と同じという事で十分な品揃えですね。

◉『池部楽器店 ドラムステーション リボレ秋葉原
http://www.ikebe-gakki.com/realshop/drumstation/

◆所在地 :東京都千代田区神田佐久間河岸45 早川ビル 1F
◆営業時間:11:00~20:00 年中無休(元旦を除く)
◆電話:03-5825-6969


◉『池部楽器店 ドラムステーション大阪プレミアム』
https://www.ikebe-gakki.com/realshop/ds-osaka-premium/

◆所在地 : 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-17 田万ビル 4F
◆営業時間:11:00~20:00 定休日 / 木曜日・元旦
◆電話:06-6210-3969

 


◉『クロサワ楽器御茶ノ水 ドラムコネクション』
http://www.kurosawagakki.com/drum_connection/

◆所在地 : 東京都千代田区神田小川町3丁目22 内外地図ビルB1F
◆営業時間:11:00~20:00 年中無休
◆電話:03-3292-9251

 

◉『山野楽器 ロックイン新宿』
http://www.yamano-music.co.jp/a/shops/rockinn_shinjuku/

ここは自分がよく行くお店です。
パーカッション専門店ではないので、パーカッションブースはそれほど広くないけど、数は少ないながら主だったメーカーのものが一通り揃っているのと、何より新宿駅から3分っていう立地が便利!
店員さんも親切ですよ。

◆所在地 : 東京都新宿区新宿3-35-16ジュラクツインA
◆営業時間:11:30~20:30(日・祝は11:00~20:00)
◆電話:03-5269-0795(ギター&ドラム館)

 

 

 

【大阪】

◉『Drum Shop ACT どらむ村』
http://www.drums.co.jp

濱崎商会のカホンのラインアップが厚いのもさすがは大阪か!
レンタルサービスあり。

◆所在地 : 大阪市天王寺区生玉前町2-18
◆営業時間:11:00~20:00 年中無休(年末年始と臨時休業を除く)
◆電話:06-6771-5231


◉『MIKI DRUM CENTER』
https://www.mikigakki.com/drumcenter/

常時30台以上があり、防音室の中で思う存分試し打ちが可能!

◆所在地 : 大阪市北区梅田1丁目2番2-100号 大阪第2ビル1F 8-1C
◆営業時間:11:00~20:00(水曜休)
◆電話:06-6343-1455

 

 

【ちょっと待って。東京・大阪だけじゃない!!!】


品揃えが多いお店が東京、大阪に集中しているので

他の地域で品揃えが多いお店を調べて見たら、、、

 

島村楽器』が全国展開をしていてカホンの扱いが比較的多いです。

大体のお店で、SCHLAGWERK(シュラグベルグ)、DG(デグレゴリオ)、MEINL(マイネル)等を中心に5種類、

多い店舗では10種類以上のカホンがあって取り寄せも可能ということでしたよ。

 

東京や大阪は遠いなぁという方はぜひお近くの島村楽器さんに行ってみてくださいね。

ただし念のため、実際に行く前に要問い合わせです。

 

 

【さて、行ってみたいお店はありましたか?】


最初に『納得がいくカホン』なんて言いましたけど、まぁ そう簡単じゃないです。実際。


いろんなカホンを叩けば叩くほど迷うことも増えるはず。


でも、いつか『なんだ こりゃ!!!』と唸ってしまう理想のカホンとの出会いGA来るのを楽しみに

たくさんの楽器を叩いてみてくださいね。


みなさんが「これが気に入った!!!」という納得の一台に出会えることを願ってます。

 

最後にいざお店に行ってから迷ったら!

カホンの選び方のポイントをお教えしますね。

 

ちなみにこれはさっき紹介した『山野楽器 ロックイン新宿』さんでの試奏の様子。
https://twitter.com/abemakototw/status/911135592016052225

 

店員さんに一声かけると、親切に対応してくれましたよ!

みなさんもお近くのお店でドンドン叩いて見てくださいね

 

お気に入りの一台に出会えますように!!!!

 

僕が活動するバンド・フラメンコロイドのHPも遊びに来てくださいね!!
flamenkoroid.com

カホンの長所いろいろ書いてみた

ここ最近のカホンをやる人の増え方ってすごくないですか??

 

路上ライブでは「カホン使う人増えてきたなぁ」なんて思ってましたが、、、

 

カホン演奏者やカホン好きのコミュニティーって結構あるんですよね(^^)

 

残念ながら、僕のいるフラメンコ業界では

まだまだ少ない感は否めませんが(>_<)

 

自分の周りでも「カホンに興味がある」とか「カホンを教えてください」

っていう人が結構いて

『おっ これはカホンブームか??』

と思ったりしてます。

 

 

何はともあれ『カホンの認知度』がグッと上がってきているのは間違いなさそう。

そこで今日は、なんで今カホンが静かにきてるのかを考えるべく

あらためて

カホンの良いところ探し』

をしてみました!!!

 

 

まず、

『なんであの箱から?』っていう驚きはあるんじゃないでしょうか。

最初、ただの木の箱から出てるとは思えないバリエーション豊かな音に驚いたもんなぁ。

メーカーによって個性はあるけど、カホンの『低音と高音のコントラスト』はやっぱり一番の魅力!

まぁ楽器なんだから、音が魅力的っていうのは当然か。


コチラは以前、新宿の山野楽器 Rock Inn新宿さんでREMOのカホンを試奏した時の動画です!
最近の流れに反してワイヤー(弦)を使っていないタイプなのに、この高音のキレ!!!

https://twitter.com/abemakototw/status/907973274767781888

 

次に

『手軽な楽器』っていうのは大きいと思うんですよね。

音を出す為だけでもそれなりの時間を費やさないといけない楽器も多い中、

カホンは初めての人でもそれなりの音が出るし。

もちろん、素晴らしい音を出そうとすれば練習や感覚が必要だけど、

弦楽器や金管楽器に比べると圧倒的に音が出しやすいというのは間違いないです。

やっぱり『すぐ音が出る』というのは楽しいですよね。

 

3つめ

『持ち運びがラク

f:id:mmmcajon:20180127135246j:image

多少かさばるけど、パーカッションの中では抜群にラク

特に路上ライブの時は理想的。

なにせ中が空洞なので重くないし組み立てる必要もないから

ケースから出したらすぐに演奏できる。

 

これは嬉しい!

 

そして

『値段』 これ結構あるんじゃないかな。

1万円くらいでそれなりのカホンが手にはいるし

5万円も出せばかなりなカホンが買えるからギターとか他の楽器に比べたら圧倒的に安い。

しかも値段が高いから気に入る良い音ってわけでもないのがまた面白い!

 

最後に

『可愛い』

可愛い?って思った人もいるかもしれないけど

最近は表面板の柄のバリエーションがいろいろありますよ!

 f:id:mmmcajon:20180127135421j:image

 

なかにはスケルトンまで。
しかも中に電車が走ってるという。。。

 f:id:mmmcajon:20180127135449j:image


カホンて意外に「叩かないけど持ってる」人が多いらしいんですよ。

で、どうしてるかというと

柄が可愛いからオブジェ的に置いてるとか

普通に椅子として使ってるとか、、、、、

 


自分の大好きなPerk Rabiosoも『柄が良いから部屋に飾ってます』って人がいたな 。。。。。

まぁ。。。ね。 

いらなくなったら連絡ください。 笑

 


さてここまで書き出してみると


カホンは楽器としての魅力以外にも

『誰でも手軽に楽しみやすい』

っていうところがあるから

いろんな人が尻込みせず手にできる楽器なんだと思います。


もちろんカホンのコアな魅力も知ってほしいけど、まず入り口が広いっていうのは大事ですね。


さてカホンについてもっと知りたくなったら
またこのブログを見に来てくださいね!


僕らのライブでももちろん聴いてもらえますよ!! 
ライブスケジュールはこちらから
http://flamenkoroid.com

 

 

 

 

 

自分のカホンの紹介 Perk Rabioso

FLAMENKOROID上海ライブからの1コマ! 

https://youtu.be/H0OGX_vq3lc

( フラメンコロイド flamenkoroid.com )

 

『一目惚れ』の経験ってありますか?!

と、言っても今回はカホンのこと。

 

とあるフラメンコスタジオでリハーサルをした時の事。

そのスタジオにはメーカーの違うカホンが何台もあったから

休憩時間にその中の一つを何の気なしに叩いてみたんです。

まぁ 表面版の柄が印象的でyoutubeで何度も見てはいたけど、

『すごい人が叩くとこんな音がするんだなぁ』くらいに見ていたんだけど。。


ところが、自分でひと叩きすると


な、な、な、

なんだこれはーーーーーーー!


休憩後のリハ中も、リハ終了後もそのカホンが気になってしかたない。

それどころか何日も経ってもそのカホンのことが頭から離れなかったんです。

 

カホンだけじゃないと思うけど、良い楽器、良いものって『触感』があるんですね。

そのカホンもまさに叩いた時の触感、跳ね返りの気持ち良さが手に残っていたんです。

音だけじゃなくてね。

 

それが今回の主役『ペルク』(カホンですよ)

 

なんとかして手に入れたいから、まずは都内の楽器屋を手始めに問い合わせるけどどこの店にも置いていない。

取り寄せすらできない、、、、なぜなら

製作者の方がすでに亡くなっていたんです!

 


ガーン。。。そんなぁ、、、

 


知り合いのパーカッショニストにも聞いたけど

『僕も探したけど、、、、見つからなかったです』だって。


自分の中で手が尽きて(諦め早っ!!)

悶々としていると ある日ギターのメロンシートが

 


『見つけたでぇ』


『え、ええ!!!!!!マジで?!ありがとうーーーーーー!!』

 


ネット上で見つけて、外国の持ち主と交渉してくれたんです。


途中で『無いな』と諦めていた自分の情けなさもあるけど、

とにかく メロンシートに感謝。ありがとう!!!

 


そしてその数週間後。


ペルクのカホンを目にした瞬間、持った瞬間、音を出した瞬間の感動!!!

見た目もかっこいいし、音も手触りも気持ちいい。

あの興奮は、子供の頃ずっと欲しかったオモチャを買ってもらった時みたいだったなぁ。

 

 

そしてそれが今使っているペルクのカホン

 f:id:mmmcajon:20180120013407j:image


今でもライブで使っている

Perk(ペルク)というメーカーのRabioso(ラビオソ)というカホンです。

使い込んでいるから随分塗装がハゲて来てますね

 f:id:mmmcajon:20180120013427j:image

 


ロゴもいいでしょ!!! 大人っぽいのにどこかカワイイ。

 


とても気に入っていて、ここ数年ライブではこれ一台を叩いています。

ライブではマイクを使うことがほとんどだけど、生でも深い音がするんですよ!

 

FLAMENKOROID上海ライブからの1コマ! 
https://youtu.be/H0OGX_vq3lc

( フラメンコロイド flamenkoroid.com )

っていうか、完全に見切れまくってますけど 笑


他のカホンのストーリーもこれから紹介していきますね。


ではでは またお会いしましょう!!

 

 

カホンって何?

みなさんは『カホン』というモノを知っていますか?


もしかしたら『知らないな』という人もいるかもしれませんが、、


この『カホン』。


10年前は知っている人はそう大勢はいなかったはずだけど

最近ではかなり普通に目にします。

 

実はスペインのフラメンコではかなり昔から

使われていました。


カホンなんて聞いた事がないよ』

という人でも

実は知らないうちに目にしたり、実際に聴いているかもしれませんよ。

 

聴いている?!

そう!この『カホン』は楽器なんです!!

 

そして年々目にする機会が増え続けている、もはやポピュラーと言っても良い楽器なんです。

どんなモノかというと


これ!

 f:id:mmmcajon:20180120012148j:image


どうですか?

これが『カホン』!

 f:id:mmmcajon:20180120012155j:image

 


これ、木製の箱なんですが、ただの木の箱だと思ったら大間違い。

立派な楽器なんです。

 

 


駅前なんかで演奏しているストリートミュージシャンの中にこんな人はいませんか???

 f:id:mmmcajon:20180120012206j:image

あ〜これかぁ、と思った人も多いかもしれませんね。

まさにこれが 『カホン』です!

 

フラメンコロイド flamenkoroid.com のライブでたまに

「どういう仕組みで音が出ているんですか?」

と質問を受けます。 

 

 


まぁ 見ての通り 仕組みに関して複雑さは一切なくて、、


・中が空洞の木製の箱で、側面に1つ、鳥の巣箱みたいな感じで穴が空いています。

・普通は側面の1つの面が薄い板でできていて、それが打面になります。

・そして側面の別の側にあいた穴から、中に響いた音が外に出ます。

 f:id:mmmcajon:20180120012246j:image

 


本当にシンプルな作りなんですが、

・木の材質(特に打面(表面板)の板)

・穴の位置、大きさ

・打面(表面板)の板の止め具合(ビス締めや接合)

等によってかなり個性が出ます。

 f:id:mmmcajon:20180120012258j:image

上の写真で指を指している表面版は本体に接着はされていないんです。

この板の止め具合は音色を決めるとーっても大きなポイントです!

 


そしてさらに中に鈴や鉄弦などを取り付けて音の感じを好みに合わせて作っていきます。

外から見てるより複雑で、完成度が高い楽器ですね。

 f:id:mmmcajon:20180120012326j:image


外見だけ見て、『ただの木の箱』と思っていると、

「えっ!!何これ?」と、そのギャップにはまっちゃうんだなぁ。

まさに僕もその中の一人だったんですけど。

 

お待たせしました。

早速、実際に音を聞いてみましょう!!

https://twitter.com/abemakototw/status/954363654153035777


こんな感じ! 

思っていた音でしたか?

 

このカホンは低音の響きに特徴があって自分のお気に入りなんですが、

メーカーやモデルによって個性が全く違ってそこがカホンの魅力でもあります。

 

さて、

これから国内外のたくさんの『カホン』や それを取り扱うお店を紹介したり、

叩き方を覚えたり、カホニスト(?)にインタビューしてみたり

 

これから『カホン』にまつわるいろいろな話をしながら

カホン』の楽しさを一緒に発見しましょう!!

 

 

 

僕が活動するバンド・フラメンコロイドのHPも遊びに来てくださいね!!
flamenkoroid.com

 

 

 

 

 

 

 

自己紹介します!

初めまして、あべまこと と申します。

 

僕はフラメンコ界では歌い手!とだけ
思われていますが、
実はカホン奏者でもあります。

 

僕がフラメンコを知ったのは20歳の時。

当時はグラフィックデザイナーになるため
多摩美大で勉強をしていましたが、
たまたま旅行で訪れたバルセロナのタブラオで観たショーに大興奮したのが最初の出会いです。

 

人生がガラリと変わりました。


その時は何よりもパルマ(手拍子)の音が頭から離れず、帰国後すぐにフラメンコを始め ほぼ同時に歌も歌い始めました。

 

あれよあれよとその魅力にはまってしまい、フラメンコを探して本場スペインまで足しげく通う生活になっていました。

 

その後、日本でのフラメンココンクール
(踊り)のバックとして歌っていたところがスペイン人審査員の目に留まり、特待生としてスペイン・セビージャにあるフラメンコ学校に通うことになりました。

 

そして、そこに通う現地の若いアーティスト達との交流を通して、また夜な夜なセビージャの街を徘徊しながら、生のフラメンコに触れることになったわけです。

 

数回の留学を経て帰国し、国内外での様々な舞台経験を経て、
現在はフラメンコロイドというバンドを中心に歌とパーカションを担当し日本を拠点に
活動しています。

 

誠に拙い文章ですが、これから自分の思うカホンのことを書いて行きたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

あべまこと