カホンって何?
みなさんは『カホン』というモノを知っていますか?
もしかしたら『知らないな』という人もいるかもしれませんが、、
この『カホン』。
10年前は知っている人はそう大勢はいなかったはずだけど
最近ではかなり普通に目にします。
実はスペインのフラメンコではかなり昔から
使われていました。
『カホンなんて聞いた事がないよ』
という人でも
実は知らないうちに目にしたり、実際に聴いているかもしれませんよ。
聴いている?!
そう!この『カホン』は楽器なんです!!
そして年々目にする機会が増え続けている、もはやポピュラーと言っても良い楽器なんです。
どんなモノかというと
これ!
どうですか?
これが『カホン』!
これ、木製の箱なんですが、ただの木の箱だと思ったら大間違い。
立派な楽器なんです。
駅前なんかで演奏しているストリートミュージシャンの中にこんな人はいませんか???
あ〜これかぁ、と思った人も多いかもしれませんね。
まさにこれが 『カホン』です!
フラメンコロイド flamenkoroid.com のライブでたまに
「どういう仕組みで音が出ているんですか?」
と質問を受けます。
まぁ 見ての通り 仕組みに関して複雑さは一切なくて、、
・中が空洞の木製の箱で、側面に1つ、鳥の巣箱みたいな感じで穴が空いています。
・普通は側面の1つの面が薄い板でできていて、それが打面になります。
・そして側面の別の側にあいた穴から、中に響いた音が外に出ます。
本当にシンプルな作りなんですが、
・木の材質(特に打面(表面板)の板)
・穴の位置、大きさ
・打面(表面板)の板の止め具合(ビス締めや接合)
等によってかなり個性が出ます。
上の写真で指を指している表面版は本体に接着はされていないんです。
この板の止め具合は音色を決めるとーっても大きなポイントです!
そしてさらに中に鈴や鉄弦などを取り付けて音の感じを好みに合わせて作っていきます。
外から見てるより複雑で、完成度が高い楽器ですね。
外見だけ見て、『ただの木の箱』と思っていると、
「えっ!!何これ?」と、そのギャップにはまっちゃうんだなぁ。
まさに僕もその中の一人だったんですけど。
お待たせしました。
早速、実際に音を聞いてみましょう!!
https://twitter.com/abemakototw/status/954363654153035777
こんな感じ!
思っていた音でしたか?
このカホンは低音の響きに特徴があって自分のお気に入りなんですが、
メーカーやモデルによって個性が全く違ってそこがカホンの魅力でもあります。
さて、
これから国内外のたくさんの『カホン』や それを取り扱うお店を紹介したり、
叩き方を覚えたり、カホニスト(?)にインタビューしてみたり
これから『カホン』にまつわるいろいろな話をしながら
『カホン』の楽しさを一緒に発見しましょう!!
僕が活動するバンド・フラメンコロイドのHPも遊びに来てくださいね!!
flamenkoroid.com